【Endroll】歌词 – 神山羊 (かみやま よう)

2023年8月30日

一斉に明かりが消えて
思い出して 声に出して
動けなくなっているだけ
一ミリも伝わらないまま
吹き替えしていた台詞は
忘れたくないことばかり
巻き戻して 繰り返して
跡になって 気付く埃
いつになっても 始まらない
終わりだったら もういいよ
だけどちょっと 肩を貸して
置き去りにしたそのナイフで
突き刺して
まだ 夢の途中で
僕らは探してた廻る世界が
覚えてる傷を
生きていたいと 強く想うことだけ
戻らない 明日を選んでいる
一斉に明かりが消えて
思い出して 嫌になって
解けなくなっているだけ
だってもう あの頃は絶対に
なんてそう この声は鮮明に
カット じゃああの演技
何回目 ここに在るように
巻き戻して 繰り返して
後になって 気付く残り
いつになっても構わない
その言葉だけだった
だけどちょっと 肩を貸して
置き去りにした 夜の事 想ってた
白く残る毎日に
揺れるひとひらの雪の花
ゆらゆらと伸びていった
その姿 消えないまま
まだ 夢の途中で
僕らは探してた廻る世界が
覚えてる傷を
生きていたいと強く想うことだけ
戻らない明日を選んで
もう少しだけ最後の幕が降りる
僕らを照らす滲んだエンドロール