【プラネテス – From THE FIRST TAKE】歌词 – キタニタツヤ

2023年9月13日

知らない国に迷い込んだみたいだ
誰もが綺麗な嘘で話してる
この手をどこにも繋げないまま
私はもがくように
あなたを探している
死んでしまった誰かのニュースに
涙した優しい人たち
這いつくばって生きる誰かの
生きているざまには舌打ちをした
私はどこにいるの?
あのね
あなたとふたりで息をしていたい
あなたとふたりで泳いでゆきたい
どこか遠くの果てに流れ着くまで
まだ見ぬ世界で笑えるまで
ただあなたとだけ手を繋げるなら
ただあなたとだけ
夜をやり過ごせたら
信じられるものなど
ひとつもなくても
ふたつの寂しさでも
何もない宇宙に
放り出されたみたいだ
前後も左右もわからなくなる
へその緒を切った赤子のように
私は覚えたての
孤独に噛みついている
海の向こうで起きた悲劇に
慈悲をかけ憐れむ人たち
同じ言葉で話す誰かを
傷つけてどうして笑えてしまうの?
それでも生きているの?
誰もが独りで生きてはゆけない
悲しみの重さを受け止めきれない
凍てつくビル風に身を震わせて
かじかむ心に息を吹いて
今より少しだけ優しくなれたら
繋がり合うことを
恐れずにいられたら
目に見えない悪意に
苛まれようとも
正しくあれなくとも
あのムーンリバーを渡って
迷いながら進もう
沢山の世界をあなたと見たいよ
あのムーンリバーを渡って
迷いながら進もう
沢山の世界をあなたと見たいよ
あのムーンリバーを渡って
迷いながら進もう
沢山の世界をあなたと見たいよ
道標は要らない
隣にあなたがいて
私はここにいるから
あなたとふたりで息をしていたい
あなたとふたりで泳いでゆきたい
どこか遠くの果てに流れ着くまで
まだ見ぬ世界で笑えるまで
ただあなたとだけ手を繋げるなら
ただあなたとだけ
夜をやり過ごせたら
信じられるものなど
ひとつもなくても
ふたつの寂しさでも
あなたと生きてゆける