【眼差し】歌词 – ロクデナシ

2023年10月25日

あの夜がこの目に
染み付いて離れない
心一つ明け渡せないままで

さよならの数だけ
欠けていく景色が
小さな背中を身勝手に押す

もういかなくちゃ
痛みに負けたくないから

好きなもの一つ二つ
少しずつつまんだ
顔のない僕ら
産声を上げた
出来立ての目玉で
君の顔を見た
酷く
酷く美しい眼差しだから
ふと
生きなければと思った

寂しさも嫌われ
愛しさも煙たがられ
欠伸一つろくに出来ないけれど

君だけの心を
打ち明けて欲しいの
それが君の肉に変わるから

ねぇ
涙だけ
隠そうとするのはやめて

心から泣いて
心から笑って
君にさよならをしないで

好きなもの一つ二つ
少しずつ願って
形づく僕ら
産声を上げた
出来立ての目玉が
僕の顔を見た

ロクでもない体が
陽に焼けてついに明かされる僕ら
産声を上げた
出来立ての愛で
君と見つめ合った
酷く
酷く美しい眼差しだから

生きたいと思った