いつかこの指も いつかこの声も
時に溶けていって
深く沈んでいくよ
君の手の中に 君の瞳の中に
映る輝きは 淡い泡の様だ
僕らは孤独だ 繋いだ指先
触れても 触れても
ひとつになれずに 透き通って
堕ちていくのさ「永遠」の罠に
僕らは波に飲み込まれて
紡いだ時間もあの日見た景色も
見えないものにさらわれて
手を伸ばしても
いつかこの指も いつかこの声も
時に溶けていって
深く沈んでいくよ
溢れる涙に零れた約束
どれだけ強く繋いでも
次第にぼやけるピントの向こうで
笑ってる君が消えた
堕ちていくのさ「永遠」の罠に
僕らは何に飲み込まれているの?
紡いだ時間もあの日見た景色も
見えないものにさらわれて
手を伸ばしても
淡く淡く儚い
彩りが舞い散っていく様に
溶けて溶け合っても
僕をすり抜けてしまうんだ
この指とこの声が刺した
君の傷跡が
互い失っても 輝いてる for you
散りゆく僕らの
遺したイメージは永遠の傷だ
沈んだ先にある
遠い 遠い場所で消えて生ける
いつかこの指も いつかこの声も
時に溶けていって
深く沈んでいくよ