【M八七】歌词 – 米津玄師 (よねづ けんし)

2022年5月14日

遥か空の星が
ひどく輝いて見えたから
僕は震えながら
その光を追いかけた
割れた鏡の中
いつかの自分を見つめていた
強くなりたかった
何もかもに憧れていた
君は風に吹かれて 翻る帽子見上げ
長く短い旅をゆく
遠い日の面影
君が望むなら
それは強く応えてくれるのだ
今は全てに恐れるな
痛みを知るただ一人であれ
いまに枯れる花が
最後に僕へと語りかけた
「姿見えなくとも
遥か先で見守っている」と
そうだ 君は打ちひしがれて
削れていく心根
物語の始まりは
微かな寂しさ
君の手が触れた
それは引き合う孤独の力なら
誰がどうして奪えるものか
求めあえる 命果てるまで
輝く星は言う 木の葉の向こうから
君はただ見つめる
未来を想いながら
僕らは進む
何も知らずに彼方のほうへ
君が望むなら
それは強く応えてくれるのだ
今は全てに恐れるな
痛みを知る ただ一人であれ
微かに笑え あの星のように
痛みを知る ただ一人であれ