【ホワイトノイズ】歌词 – Official髭男dism (OFFICIAL HIGE DANDISM)

2023年1月11日

街を切り裂くような排気音が
足元で唸っている
猛スピードで進む
消えたテールランプの在り処
探して真っ直ぐに
闇をスクラップにする強さで
ひた走る道路にはもう
街灯さえないけれど
きっとヘッドライトひとつあれば
何も要らないな
瓦礫の下に埋もれた弱虫の声は
いくら耳すましても
聞こえやしないさ
追いかけてくる後悔が
視界を塞ぐ前に
追いついた未来の端っこで何度も
あなたを救い出すよ
不意に記憶がブレーキをかけた
舌打ちの矛先は
覗き込むミラーの向こう
自分の意気地無さに気づいている
時間などないのに
瓦礫の下から漏れた弱虫の声は
いくら耳塞いでも
痛いほど響いてた
あの日誓ったリベンジを
忘れてたまるかと
震えた心が今もうるさいほど
その名前を叫んでる
ヒーローぶって笑っていた
あなたの両頬を
拭うまで止まらない
ああそうさ あの夜から
あなたを迎えに来たんだ
何度しくじろうとも
ヒーローぶって笑っていた
あなたの絶望を
抱き締めるまで負けない
運命に殴られても
痛くも痒くもないと
道路を駆け抜けてく
瓦礫の下に埋もれた声を
掻き消しながら